1年前に亡くなられたお母さまと17年前に亡くなられた弟さんの娘(お姉)さんからご依頼いただきました。「ずっと施設に入っていた母と元気になったら行こうと話していた箱根の足湯に、妹と3人で旅行にいきたかった」「懐かしい川原で母と弟がいる家族全員の思い出がほしかった」という願いを、2枚の絆画で描きました。皆さんの性格や雰囲気を大切に、笑い声が聞こえてくるような家族団欒のひと時を描きました。
ご遺族の感想
絆画を最初に知ったのは、本当に偶然で、たまたま見ていたYouTube か何かで、ふと興味を持って拝見したのがきっかけでした。とても心がゆさぶられ、更に偶然なことに都内で個展が開かれ、大村さんが終日在廊されていることを知り、数日後には直接お会いするこができたという、偶然のような必然のような、そんな出会いでした。
2枚の絆画をお願いしましたが、1年前に亡くなった母と、もう、17年前に亡くなった弟を描いていただきました。それぞれの絵に、ああ、元気でいてくれたら、こんな風にみんなで笑い合っていたんだろうなぁ…と少しさみしいような、でもやっぱり、こうして一緒にいる姿を、たとえ絵の中でも叶えてくださったことに心が温かくなるような幸せを感じました。母も弟も、きっと天国で楽しく笑ってくれている、そう信じても大丈夫、と思わせてくれる絆画は、私自身がこれから生きていくための支えになります。本当にありがとうございました!!
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