♾️ 尾張旭市立本地原小学校での遺後の授業
- 作家 絆画

- 3 日前
- 読了時間: 2分
今年最後の遺後の授業で、尾張旭市立本地原小学校に伺ってきました。
自死で悲しむご遺族が1組でも減るように、大切なお子さんを亡くされた後の話から、命について考える遺後の授業、今回は小学5年生と教職員の皆さんにお話ししました。
お話の内容は変わらず
・隣にいる人の本当の人数
・命の価値
・弱く生きていいこと
そして、自死への偏見と現状、大切な存在の大切さ
です。
僕自身も、もう詰んだ、死にたいと思ったことはありますが、僕を大切にしてくれている人の存在があったからもうちょっと生きてみようかなと思って40歳まで生きてこれました。
そして、その存在や与えてくれた想いは、その人が亡くなっても無くなることはありません。
無くならないからこそ、辛い悲しい部分もありますが、その大切な存在を大切にして、その上に勉強、仕事やお金、人間関係を積み重ねていけたなら、それらをまた失ったとしても、人や社会から否定されても「自分には生きているだけで幸せだと感じさせてくれる存在がいる」と何度でも絶望から這い上がれる強さになると信じています。
なんでも自由に選べるからこそ孤立しやすい社会や生活環境の影響もあるので、自死について一概に言えることではないかもしれませんが、絆画で出逢って話をしてくださったご遺族の皆さんは、亡くしたお子さんのことをものすごく大切にしていました。
「自分も誰かに想われているかもしれない」
そのことだけでも伝わるようにこれからもずっと遺後の授業を続けていきます。

そして、お忙しい中段取りをしてくださった校長先生や先生方、本当にありがとうございました!
大切に想っている生徒さんへの気持ちを託してくださり本当に光栄でした。




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